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【ソムリエ監修】おすすめのワインデキャンタや用途・使い方などを徹底解説!

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ソムリエ田中です。今回はおすすめワインデキャンタと使い方」をベースに用途などを徹底的に解説します。

ワインデキャンタといえば装飾品と思われる方もいらっしゃいますが、じつはとても重要な役目を持つワインアイテムの1つです。

そこでソムリエ歴20年以上の経験から、ワインデキャンタについて詳しくご紹介します。

  • ワインデキャンタの用途は?
  • おすすめのワインデキャンタは?
  • ワインデキャンタの使い方は?

などに疑問をお持ちでしたら、きっと参考になるかと思います。

ワインデキャンタの用途

ワインデキャンタの用途

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まず「ワインデキャンタの用途」から解説します。結論からいえばワインデキャンタは次のような用途(役目)をもっています。

ワインの味と香りをグンッ!と広げる。

ワインデキャンタは装飾品としても立派に役立ちますが、実質的な用途は「ワインを空気に触れさせる」というのがおもな役目です。

ワインデキャンタの形を想像してみるとよくわかりますが、どれもサイズが大きくてワインを入れたときの液体表面が多く空気に触れるようになっていると思います。

ワインデキャンタ

底が広くなっていたり、デキャンタを寝かせて置くスタイルになっていたり。

いずれもワインをデキャンタに入れたときに、少しでも多くの空気に触れることができるようにと考えられて作られているのがワインデキャンタの大きな特徴です。

もちろんワインデキャンタは形がキレイでスタイリッシュなので装飾品として飾ってもいいですし、「ワインをデキャンタへ移し替えておいしく飲む」という本来の使い方もぜひ実践なさってみてください。

ソムリエおすすめのワインデキャンタ

ソムリエおすすめのワインデキャンタ

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1つだけおすすめのデキャンタを選ぶとすれば間違いなく私ならこれです。私が大好きなクリスタルメーカー「リーデル社」の作る底平スタイルのワインデキャンタです。

ほかにも似たような形のデキャンタが多くありますが、よく見るとこの滑らかでキレイなラインというのはリーデル独特のスタイルになります。

ものすごくキレイなデキャンタで機能面もしっかりと備わっているので、もしワインデキャンタを選ぶのであれば絶対にリーデルのこのタイプはおすすめです。

ソムリエの考えるおすすめワインデキャンタ選び方

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私達ソムリエがおすすめするワインデキャンタは誰もが同じ形のものを指すと思います。それが「なるべくそこが平らで広くなっているもの」です。

ワインデキャンタはどれがおすすめと言うことはありませんが、最大の役目は「ワインを多くの空気に触れさせること」になります。

したがってなるべく「底の部分」が広くなっていて、

少しでも多くの空気がワインの液体に触れることができるスタイル

のデキャンタがおすすめです。

さらにデキャンタの材質はガラスよりも、クリスタルであればとても美しいのでおすすめです。

クリスタル材質のデキャンタは透明度が高く、曲線美も美しいので思わず見とれてしまうほどです。

ワインデキャンタの使い方

ワインデキャンタの使い方

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実質的なワインデキャンタは「ヴィンテージワインをデキャンタージュするとき」に使ってみてください。

  1. ワインデキャンタの中に少しワインを入れて洗う。
  2. ワインをデキャンタへ移し替える。
  3. ワインの年代によって見合った時間だけ放置する。

この3つの手順をさらに解説します。

※ちなみにデキャンタージュのやり方については「ヴィンテージワインとは?特徴・飲み方・選び方を徹底解説!」の記事で詳しく説明しています。

①ワインデキャンタの中に少しワインを入れて洗う

①ワインデキャンタの中に少しワインを入れて洗う

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まずワインデキャンタ内を、サッと全体を軽く洗うところからスタートします。

なぜならワインデキャンタ内はなかなかキレイにすることが難しく、また前回使用時から時間が経過していることも考えられるので洗ってから使った方が衛生的にもおすすめです。

デキャンタ内のワインはほんの少量でOK。

あまり多く入れてしまうとワインがもったいないので、デキャンタ内にしっかりと活き届くくらいの量を入れて洗って捨ててください。(料理用に取っておいてもいいです)

②ワインをデキャンタへ移し替える

②ワインをデキャンタへ移し替える

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つぎにヴィンテージワインをデキャンタへ移し替えます。これを”デキャンタージュ”と呼びます。

ヴィンテージワインは熟成によって”澱”が発生しており、一緒に飲んでしまうとせっかく熟成をさせた意味がなくなるためこのデキャンタージュ作業をします。

この作業ではワイン内の”澱”がデキャンタ内へ入らないよう、下から光を当てながらゆっくりとワインをデキャンタへ移し替えていきます。

最後に澱とともにある程度のワインがボトル内に残りますが、熟成によって発生した澱の味を確かめてみるのも良し、捨ててしまうのも良しです。

③ワインの年代によって見合った時間だけ放置する

③ワインの年代によって見合った時間だけ放置する

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あとはヴィンテージワインの「香り」「味」がもっとも開くまで放置します。このタイミングにはかなりの知識が必要です。

しかしベストな時間放置するというのは現実的ではありませんので、実際にやっていただきたいのは「デキャンタ内の香りを確かめながら飲み始める」というのがおすすめです。

早ければ5~10分で開くワインもあれば、30分以上放置してもなかなか「味と香り」が開いてこないヴィンテージワインもあったりします。

したがって初めのひと口目は、デキャンタ内の香りが立ってきたかなと思えたとき。

そのまま飲み進めれば自然とデキャンタ内のワインも「味と香り」が開いていくので、あまり気を遣わずベストな状態でヴィンテージワインを楽しむことができます。

以上が実質的なワインデキャンタの使い方です。

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ワインデキャンタの用途・おすすめ・使い方まとめ

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ワインデキャンタについて解説してきました。少しでも役立ったと感じていただければ嬉しいです。

ワインデキャンタはなにもヴィンテージワインだけの”澱引き”に使うだけではなく、用途を考えれば「若いワインの角を取る」こともできます。

まだ若いワインをデキャンタに移し替えて多くの空気に触れさせることによって、まだ若いがゆえに角の立った味わいが丸くなるため飲みやすくなるということでおすすめの使い方です。

したがってワインデキャンタはワイン全般の「味の調整」として考えることで、とても幅広いバリエーションの使い方ができる優れたワイングッズになります。

ぜひ1つ気に入ったワインデキャンタを用意なさって、どんなワインを飲むときでも「よりおいしく」飲んでみてはいかがでしょうか。

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